山形・岩手の避難所でレクリエーション活動(4月12-14日)
「東日本大震災天理教災害救援対策本部」(上田嘉太郎本部長)は4月12日、少年会本部の委員や部員を山形・岩手の両教区へ派遣。地元の教友らと連携し、各種レクリエーション活動を通して、被災した子供たちを元気づけた。
津波被害や原子力発電所事故の影響により、福島県の被災者が多く避難している山形県では、4月12日から14日にかけて、長井分教会(長井市)を拠点に活動した。
少年会山形教区団は、日ごろの会活動を通して培った技術を被災・避難している子供たちのために生かしたいと、「3.11 こどもたちに元気を!」と銘打ったプロジェクトを計画し、独自に活動を進めてきた。
派遣された本部スタッフは山形での活動に当たり、同教区団と連携、神奈川教区団のスタッフも加わった。
一行は、県央部の寒河江市市民体育館合宿所や中山町勤労文化センター、県南部の米沢市営体育館や「飯豊少年自然の家」を訪問。バルーンアート、紙芝居、鬼ごっこ、パネルシアターなどレクリエーション活動を展開した。
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一方、岩手では13、14の両日、少年会本部委員・部員と保育士の資格を持つ地元教友が、釜石市内の施設などで「子供会」を実施した。
会場となったのは、近隣住民を受け入れている釜石分教会、子供たちの遊び場になっている釜石港分教会前の公園、釜石保育園、甲子学童保育センターの4カ所。
一行は、それぞれの会場に集まった子供たちの年齢層に合わせて、紙芝居、折り紙、体を動かすゲーム、バルーンアートなどを実施した。