30年目の「世界宗教者平和の祈りの集い」 中田表統領ら出席
世界の主要教団の宗教者たちが一堂に会し、平和への祈りを捧げる「世界宗教者平和の祈りの集い」(聖エジディオ共同体、アッシジ司教区、アッシジ・フランシスコ会共催)は、9月18日から20日にかけてイタリア中部のアッシジで開催された。
1986年に始まり、30年の節目を迎えた今年の「集い」には、世界各地から約500人の宗教者や研究者、政府要人が出席。本教からは中田善亮・表統領、東馬場郁生・天理大学副学長、長谷川善久・ヨーロッパ出張所長、山口英雄・大ローマ布教所長ら6人が招待を受けた。
「平和を渇望して」を統一テーマに、29の分科会と二つのフォーラムなどが実施され、中田表統領は9月19日午後の分科会にパネリストの一人として登壇。本教の教えを紹介したうえで、陽気ぐらし実現へ努力を重ねる決意を表明した。
最終日、中田表統領はローマ教皇フランシスコとの昼食会に出席。夕方には「平和への祈り」の時間が設けられ、本教のブースでは、座りづとめと四下り目までのてをどりまなびが、鳴物を入れて勤められた。
この後、閉会式が聖フランチェスコ聖堂前の広場で行われ、ローマ教皇フランシスコも出席した。
最後に、各宗派の代表者が“平和のろうそく”に火をともし、「集い」は閉幕した。